素材の良さを伝え、
木工の可能性を
広げる。

テワザ ト ギジュツ

“HANDICRAFT” AND “TECHNOLOGY”

自然素材である「木」は品種や育った環境によって、乾燥具合や木目、傷と言ったさまざまな個性があります。
その個性を見極め、完成したモノを想像し、製品に最適な部材を抽出していきます。
作り手がイメージしたどんな形にも加工することができる。それが「木」です。
道具や機械を手足のように使いこなし、
満足のいく製品が完成した時の完成度が
製作の糧となります。

木取り

材木には乾燥度合い・木目・傷や曲がりなど
違いがあります。
特徴を見極めて加工した後を想像し、
製品に最適な材を選んでいきます。
木工の豊富な経験が必要な工程です。

墨付け治具

実際に組み上げる材への作図です。
シラガキやスコヤなど古来から伝わる道具を
使います。
シラガキは加工で材がめくれるのを防ぐ機能もあります。
そして長年の製作データから生み出した治具によって
安定した製作ができます。

アリ組み

巾広い木材が反りや曲がりを防ぎ、
収縮に対応します。
古くは床板や舞良戸等に使われ、
テーブル天板などにこの技法を使います。

NC加工

トリマー加工で「人の手の動き」を機械が
施すことにより
正確で安全な作業ができます。
CAD図面データを基に刃物種類や深さなどの数値を
パソコンに入力します。

ジョイント芯材

建具の経年変化で起こるゆがみの対策と、
端材を処分
するのはもったいないという発想から生まれました。
同じ長さに切り分けて、ホソの技術を応用し
組む事で
曲がりの少ない材となります。
建具の内側の芯として使用します。

塗装

木の呼吸を妨げず木の心地よさを引き出す
自然由来の
エゴマ油やオスモカラーを主に
使用しています。
小さなお子様のいるご家庭でも安心して
ご使用いただけます。